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ニキビの自費診療も行っております

こんにちは、なかの耳鼻科・美容皮ふ科でございます😊

今回は当院で行っているニキビ診療についての第2弾、自費診療のお薬と施術についてお伝えしていこうと思います。

ニキビ診療はまず保険のお薬から始めていきますが、
・より早いニキビの改善を目指す方
・なかなか保険診療の薬で改善が見られない方
・保険の薬の刺激に耐えられない方
・妊娠中など使用できるお薬が限られている方
においては自費診療のお薬をご提案させていただいております。

🔹自費診療の外用剤
①デュアリティーフェイスクリーム
アメリカのドクターズコスメブランド、ジェンマリーニのニキビ肌用クリームです。
高濃度レチノール・超微粒子化過酸化ベンゾイル10%を含みます。
アンチエイジングペプチド・抗酸化剤・抗炎症剤・保湿剤も配合され、ニキビへの効果と同時に加齢による変化にも効果が期待できます。
保険のディフェリン・べピオの外用は出来ているが、なかなかニキビが減らない方にお勧めです。

②AZAクリア
ロート製薬のアゼライン酸配合クリーム。ライ麦など穀類由来のアゼライン酸のクリーム。
・殺菌効果 
・皮脂の分泌抑制
・毛穴の詰まりを解消する
・にきび痕の色素沈着を薄くする
など様々な効果が期待できます。
ディフェリンやベピオが刺激が強く、使用できない方にもおすすめ。
☆妊娠中・授乳中でも使用可能

③トレチノイン外用
ディフェリン(アダパレン)より強いレチノールで、アメリカでは保険適応のある外用薬です。皮脂の分泌の抑制や毛穴の詰まりを改善する効果が期待できます。
また、シミ・しわなど光老化の改善目的で使用する場合もあります(ゼオスキンのセラピューティックなど)。
※妊娠中・授乳中は使用できません

🔹自費診療の治療
・サリチル酸マクロゴールピーリング
ピーリングにより古い角質を取り去り、ターンオーバーを整えて毛穴のつまりを改善します。月に1回が目安です。マクロゴールを基材とすることで肌への負担が軽減されています。

🔹自費診療の内服薬
・イソトレチノイン
レチノールの内服薬で、アメリカでは重度のニキビ用の内服薬として承認されています。しかし催奇形性(妊婦が薬物を服用した際に、胎児に奇形(形態的異常)を生じさせうるリスク)の報告があるため、妊娠中・授乳中は禁忌です。また内服前1ヶ月、内服後の避妊が必須です。いずれの治療をしても難治性の場合のみ使用を検討します。

ニキビはいったん痕になってしまうと、元と同様の皮膚の状態に戻すのは難しいです。
10歳以降から外用薬の処方は可能ですので、お子様のニキビについても早めに受診いただければと思います。

保険診療についてはこちら


ニキビの保険診療・自費診療ともに予約制となっております。
ホームページ、またはお電話にてご予約をお取りくださいませ。

インスタグラムにも掲載しております↓

https://www.instagram.com/p/C9jFw2uyFhT/?img_index=1

なかの耳鼻科・美容皮ふ科

2024年07月18日
ニキビの保険診療を行っております

こんにちは。なかの耳鼻科・美容皮ふ科です。

夏になり汗や皮脂の分泌も増え、ニキビが悪化している方も多くいらっしゃいます。

当院、美容皮膚科ではニキビ保険診療を行っております。

また、保険診療の治療のみではなかなか治らなない場合など、自費診療の治療や薬もご用意があります。

ニキビにお悩みの方はご相談ください。

(ニキビ診療も予約制になります。ホームページまたはお電話にて美容皮膚科をご予約ください。)

【当院で行っているニキビの保険診療について】

ニキビの保険診療においては、日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡治療ガイドライン」に基づいて行っております。
ガイドラインにおいて、推奨度A(行うように推奨する)に該当する治療である
🔹外用剤のアダパレン(ディフェリン)
🔹外用薬の過酸化ベンゾイル(ベピオ)
🔹抗生剤の外用薬(ゼビアックス・アクアチム・ダラシンなど)
から重症度に合わせて治療をご提案させていただくことが多いです。

中〜重症の方には
🔹抗生剤の内服薬(ビブラマイシン・ミノマイシン)も同時に始めていきます。

その他、C1(選択肢の一つとして推奨する)の治療である、
🔶漢方薬の処方
 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など
🔶面ぽう圧出:皮脂のつまりの除去と膿を出す

も症状に合わせて行っております。

昔は抗生剤の薬しかありませんでしたが、現在は毛穴のつまりを改善する外用薬(アダパレン・べピオ)が認可されております。これによってニキビそのものをできにくくすることが可能になりました。
ただし、塗り方などに注意点がありますので診察にて詳しく説明をさせていただいております。

また、効果が出てくるのにも3ヶ月ほどかかりますので、すぐにやめずに継続していただきたいです。

保険診療でのお薬を継続してもなかなかニキビが治らない場合や、より早い改善を望まれる場合、ニキビは新しくできなくなったがニキビ痕が気になる場合には、自費診療のお薬や施術もご準備しています。

自費診療についてはこちら

ニキビはいったん痕になってしまうと、元と同様の皮膚の状態に戻すのは難しいです。
10歳以降から外用薬の処方は可能ですので、お子様のニキビについても早めに受診いただければと思います。

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なかの耳鼻科・美容皮ふ科

2024年07月05日